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咲也

Author:咲也
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No,911 鍵のない夢を見る

鍵のない夢を見る (文春文庫)




こんばんは。
またまたご無沙汰しているうちに桜が咲いて散りましたね。
今年の関東は藤もネモフィラも見ごろが早いらしいです。
私は以前から読みたかった長編マンガを数点読む毎日だったので気持ちはとっても充実して過ごしておりました。

が、今日は辻村深月さんの小説「鍵のない夢を見る」の感想行ってみます。
辻村さんの「かがみの孤城」が本屋大賞をとったので(これは読了済み)プチ祭りを開催しようかと、数冊文庫を買い込みました♪


第147回直木賞受賞作! !
わたしたちの心にさしこむ影と、ひと筋の希望の光を描く傑作短編集。5編収録。

「仁志野町の泥棒」誰も家に鍵をかけないような平和で閉鎖的な町にやって来た転校生の母親には千円、二千円をかすめる盗癖があり……。
「石蕗南地区の放火」田舎で婚期を逃した女の焦りと、いい年をして青年団のやり甲斐にしがみ付く男の見栄が交錯する。
「美弥谷団地の逃亡者」ご近所出会い系サイトで出会った彼氏とのリゾート地への逃避行の末に待つ、取り返しのつかないある事実。
「芹葉大学の夢と殺人」【推理作家協会賞短編部門候補作】大学で出会い、霞のような夢ばかり語る男。でも別れる決定的な理由もないから一緒にいる。そんな関係を成就するために彼女が選んだ唯一の手段とは。
「君本家の誘拐」念願の赤ちゃんだけど、どうして私ばかり大変なの? 一瞬の心の隙をついてベビーカーは消えた。


5つの短編集のうち「鍵のない夢を見る」というタイトルのお話はありません。
読み進めていくうちにわかってきます。
解決の糸口の鍵がみつけられない夢の中にいるようなお話なのだな、と。

ふとした関係の行き違いで疎遠になった気まずい子供のころの知人やちょっとだめんずな男性との恋愛や彼と海へ行くエピソードや結婚や出産に対するプレッシャーなど、女性が遭遇するかもしれない(しないかもしれない)出来事の角度がちょっといやな方向へずれて、どうしたものか…、という物語群です。

でも多分こういう人たちってどこかにいそう。
と、まざまざと想像させられてしまう辻村マジックにまんまとはまれて短編でキリも良いので読みやすいです。

巻末に同郷の林真理子さんとの直木賞受賞時の対談も載っていたので、併せて読むことで作品に関する作者の想いがわかり良かった。

どちらかというと女性のほうが入り込みやすいお話かもしれません。
ちょっと薄暗い感情を描いているので、元気があって体調のいい時に読むのを推奨いたします。

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