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咲也

Author:咲也
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No,859 金の国水の国

金の国 水の国 (フラワーコミックスアルファスペシャル)




4月に入りましたね!
ここ数年新年明けてからの3か月の飛ぶような速さにターボがかかっているような体感です;
東京都心では桜もかなり咲いているようですが南関東のうちのほうは桜もチューリップも最近の寒さのせいか、見ごろはもうちょっと先のようです。
地方ごとに花の咲くタイミングは違いますが野山や街がだんだん華やかになっていくのはいいですよね。

さて、今回は岩本ナオさんのマンガ「金の国水の国」をご紹介します。
以前から気になって買おう~と思っていたら2017年マンガ大賞の2位に選ばれていた!ので期待して読んでみました。


岩本ナオが贈る、おとぎ嫁婿ものがたり

昔々、隣り合う仲の悪い国がありました。

毎日毎日、つまらないことでいがみ合い、
とうとう犬のうんこの片づけの件で戦争になってしまい
慌てて仲裁に入った神様は2つの国の族長に言いました。

A国は国で一番美しい娘をB国に嫁にやり
B国は国で一番賢い若者をA国に婿にやりなさい―――

そんな中、A国の姫・サーラはB国の青年と偶然出会い…!?


おとぎ話風の解説とヒロインや作者独特のふんわりした雰囲気にそういうファンタジーなのかな?と思い読み進めていくと意外と骨太な、大都市の人口過多からくる水不足に対する治水、とか技術者をないがしろにしてると部品の供給もままならなくて便利な都市機能もストップする、とか描き込まれつつも見やすい街並みとともにわかりやすく語られていて、国を維持するのは権力者だけではなく、国を想っている人たちの気持ちだよな、というのにも改めて気付かされる構成となっています。

ヒロインのサーラはぽっちゃり・おっとりとした王家でも末席のあまり重要なポジションにはいない姫ですが心根がやさしく思いやりのあるキャラクターだし、賢い若者・ナランバヤルは、技師でB国からA国へ水路を引く公共事業発展のために戦争をしていた2つの国の国交をひらくことにがんばり、主人公2人とも読んでいるうちに応援したくなる魅力があります。

持っていきかたによっては殺伐とした話になりそうですが、岩本さんの作風と少女マンガテイストが絶妙にマッチした異国(異世界)情緒あふれるステキな物語でした。
(A国がトルコのイスタンブール、B国がチベットのラサがモデルなのかな、と思われます)

1冊でコンパクトにまとまっているのも本棚にやさしくてポイントが高い!

読後大満足な1冊でした。

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