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咲也

Author:咲也
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No,834 蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷




9月も最終日となりました。
雨が多かったり蒸し暑い日があったりでしたが、金木犀の香りが漂ってくるようになり季節は秋に向かっていますね。

クロムクロ祭り(昨日最終回でした~)と並行して、恩田陸さんの小説「蜜蜂と遠雷」を読んでいました。


3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを持たない少年・風間塵15歳。かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇しCDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンでコンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?


いろいろな立場のコンテスタントたちが繰り広げる、才能を賭けた挑戦、演奏する曲への想い、音楽に対する姿勢が描かれる群像劇で、長いコンクールの数日間をそれぞれの演奏者や審査員、彼らの師匠やスタッフ、見守る友人や家族たちの目線を通してエキサイティングに展開していくお話です。

コンサートの裏側やコンクールの推移、演奏家のコンクールに対する準備の仕方などや演奏する楽曲のバックボーンやその解釈、など、興味深い内容が満載だし、出てくる楽曲を聴いてみたくなります。

核となる一人の存在の輝きから化学変化が起こるように変わってゆくキャラクターたちが鮮やかで、リアルにこんな人たちがいたらどんな音で演奏するんだろうなぁと想像しました。

個人的には、10代で1度コンサートピアニストから降りてまたコンクールに挑戦する栄伝亜夜(えいでんあや)と、仕事をしながら研鑽を積み年齢制限ぎりぎりでエントリーした高島明石(たかしまあかし)の2人が好きでした。

音楽ものがお好きなひと(マンガだと「のだめカンタービレ」とか「ピアノの森」とか)には、また別のおもしろいコンクールものとしておすすめです。







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