![]() | 獣の奏者 I 闘蛇編 (2006/11/21) 上橋 菜穂子 商品詳細を見る |
上橋菜穂子さんの「守り人シリーズ」は最近出た番外編を除いて全部読んでいるのですが、こちらは出版当初から気にはなっていたものの、お値段と置き場所に躊躇しているうちに、時がたち、久々にでかけた図書館で1、2と揃っていたので速攻借りて、ようやく読むことができました。
「獣ノ医術師の母と暮らす少女エリン。ある日、戦闘用の獣である闘蛇が何頭も一度に死に、その責任を問われた母は処刑されてしまう。孤児となったエリンは蜂飼いのジョウンに助けられて暮らすうちに、山中で天を翔ける王獣と出会う。その姿に魅了され、王獣の医術師になろうと決心するエリンだったが、そのことがやがて王国の運命を左右する立場にエリンを立たせることに…。」
これが1、闘蛇編のあらすじで、2の王獣編へと続きます。
エリンの母は「霧の民」と言われひとところに留まらない独特な暮らし方をする人たちの生まれでしたが、エリンの父と出会って定住の道を選んだ人です。「霧の民」と間違って人の間には伝わっていきましたが、本来は「戒めを守る者」という意味を持つ人々のようです。
闘蛇編ではこの一族のことはまだ深く語られていませんが、真王家となんらかのからみがあるのかな?と思われます。
真王家と大公家にまつわる権力闘争もベースにあります。
エリンは10才でジョウンに助けられ14才までともに暮らします。養蜂をしていて、夏の家の暮らしなどはちょっと「アルプスの少女ハイジ」を彷彿とさせます。
ジョウンは物知りな男でエリンに色々なことを教えてくれます。
その暮らしも、とある事情で終わりをつげ、エリンは医術師になる学校へ入るのですが、母やジョウンと暮らした日々が、彼女を助けてくれることになるのでした。
「鉄は熱いうちに打て」とか「芸は身を助く」とかいう言葉が浮かんじゃいます。
教育って大事だよね〜と変なところで関心してみたり。
人間、出来ることは多いほうがいいなぁ!
さて、これから2の王獣編を読みます!ワクワク♪
もしも、図書館で借りるかた、購入をお考えのかた、いらっしゃったら、とりあえず1から、なんて考えずに2冊一気に借りたり買ったりした方がストレスは少なくて済むと思われます。
面白いものは一気に駆け抜けたくなるのだ〜!
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![]() | Landreaall 12 (12) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) (2008/06/25) おがき ちか 商品詳細を見る |
「Landreaall」12巻を読みました。
ウルファネア編は決着がつきましたね!DXはぼろぼろだけど、ひとまずよかったよかった(笑)みんなそれぞれかっこよかったです。
ウールンの
「王族の義務は己のために死なぬこと 民のために死ぬことじゃ」
というセリフと
アンちゃんの政治家ぶりと
「なぜなら あなたが骨の髄まで傭兵だからです」
って所と
DXの
「アンちゃんってそーゆーとこがかわいいよな」
って所が好きです。
(あと兄上の眉間が光って眩しいとこも〜)
アカデミーでも事件が起こっていてイオンはそれなりに活躍していましたが、この先もガツンと見せ場があるのでしょうか!?(っつーかあってくれ!期待しています)
13巻も早く読みたいです♪
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![]() | 無銭優雅 (2007/01/31) 山田 詠美 商品詳細を見る |
山田詠美さんの「無銭優雅」を読みました。
40歳を過ぎていて、それなりに社会生活もこなしているけれど、少年少女のような2人の恋のお話です。お互い、独身。主人公、慈雨(じう、女、お花屋さん)と栄(男、塾講師)の、もちろんそれなりの人生を過ごしてきたのでそれぞれ家族関係などもあるのですが、お互いの弱いところもお互いがシェルターになれるような雰囲気がとてもいいです。
大切にしているもの、生活信条、栄の家の慈雨によって少しずつ整えられていく庭や住まいの感じ、栄の作る料理がおいしそうだったり、など、こんな大人がもう少し増えたら、世の中もっとおもしろくなるのでは?と思わせてくれるような2人です。
「幸せを呼ぶに限り、投げやりは美徳だ」
など、素敵な言語群も満載。さすが詠美姐さん!といえましょう。
ちょっと浮世離れして見える、でも丁寧に日々を送る2人の物語。浮世に疲れた時におすすめです。
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![]() | 眞マ国より愛をこめて (角川ビーンズ文庫 4-20) (2008/07/01) 喬林 知 商品詳細を見る |
マ王シリーズ最新刊の外伝「眞マ国より愛をこめて」偶然昨日手に入れることができたので、電車の中で読んでいました。が、セリフの掛け合いとか可笑しいところが多々あって、笑うのこらえるのにちょい難儀しました(笑)危険危険;
眞魔国を立ち上げた眞王と大賢者の過去が以前も小出しにされてはいましたが、今回はさらに書き込まれています。それに呼応して、村田くんと眞王が会話する場面も。
大賢者の記憶を持つわりと苦労性な村田くんが好きなので、今回はたくさん出ていて嬉しかったです。
中盤までは眞王と大賢者の過去や、村田くんと有利の学生ライフなどが描かれますが、本書の三分の二からは「故郷へマのつく舵をとれ!」の続き、そして、次章への導入か!?という展開になっています。
眞王は現魔王ユーリに思うところがありそうです。
あら、陰謀!?わくわく(笑)
しかし、おもしろいメンツで、巻き込まれて行ったな〜。
本編の続きが楽しみです。
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![]() | 親指の恋人 (2008/01/29) 石田 衣良 商品詳細を見る |
石田衣良さんの本、出たての頃買おうか迷っていたのですが、図書館で見つけました。ラッキー!
まず、最初に物語の終着地点が提示されています。だからこの登場人物たちはこうなってゆくのだなぁ、というのがわかってしまう。でも読み進めるうちに、キャラクターたちが好きになってきて、どうにかその結果が回避できないものだろうかと、ドキドキしてしまいました。
一見恵まれた空虚な男子大学生スミオと20歳の派遣社員(夜は出会い系サイトのサクラのバイト)のジュリアの恋のお話です。2人はある共通のつながりがあり、生活環境の違いを超えて結びついてゆきます。
空っぽだったスミオがジュリアと出会って変わっていくところや、ぎりぎりのところまで踏ん張るジュリアの姿勢は好ましいものがあります。
無力でピュアな2人のロミオとジュリエットみたいなお話。
やるせなかったり、世知辛かったり、もう少しどうにかならなかったかなぁ、といろいろ考えさせられもしますが、読んでみて良かったです。
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![]() | セリヌンティウスの舟 (光文社文庫 い 35-4) (2008/05/13) 石持浅海 商品詳細を見る |
石持浅海さんの本は「人柱はミイラと出会う」を最初に読んで、凄いな!と思い、その後初期の頃から通して読んでみようと思っていました。
駅前の本屋で石持さんの本が平積んであったのだけど、タイトルがいいな、と思ってこの「セリヌンティウスの舟」を手にとってみました。
セリヌンティウスとは太宰治の「走れメロス」に出てくる、妹の結婚式に出て戻ってくると約束したメロスの代わりに人質になるメロスの親友の名前です。
この物語も「走れメロス」のテーマがベースに語られていきます。
「大時化(おおしけ)の海の遭難事故によって、信頼の強い絆で結ばれた6人の仲間。その中の1人米村美月が、青酸カリを呷って自殺した。遺された5人は彼女の自殺に不自然な点を見つけ、美月の死に隠された謎について、推理を始める。お互いを信じ抜くことを、たったひとつのルールとしてー。」
以上が本書の解説。
ノベルズ版の著者の言葉のなかには
「警察官でもない人間がなぜ事件の謎を解こうとするのか。謎を解くことによって、いったい何を得ようとしているのか。そんなことを考えていたら、このような物語ができあがりました。(略)友人の不審な死を目の当たりにしたとき、関係者の間には疑心暗鬼と敵対心しか存在し得ないのか(略)」
と、あると解説者の方が紹介しています。
「セリヌンティウスの舟」とは6人の作り出した得がたいものの象徴。大人であるからこそ持っていられる心の中から失われないものです。(作中に真の意味や状況は出てきます)
あとがきで解説者が著者の言葉を引用し、「最初はこの話は高校生で考えていたけれど放棄した」とありました。確かに、作中でも語られていますが、高校生だったら、また別の物語になっていたでしょう。
私はこのクールな距離感きらいじゃないです。
信頼を裏付けるための推理、終わり方は切ないですが、面白かったです。
![]() | 人柱はミイラと出会う (2007/05) 石持 浅海 商品詳細を見る |
こちらも面白かったのでおすすめ〜。幻惑されますよ♪
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![]() | トッキュー!! 19 (19) (少年マガジンコミックス) (2008/06/17) 小森 陽一 商品詳細を見る |
トッキュー19巻出てました!読みました!
今回は水害&ダムにおけるレスキュー;;またまたスリリングでございました。
あー、なんか最近の気候変動見てるとシャレにならない感じで、大変だなぁ;
メグルくんと兵悟の競い合いの構図が再び出てまいります。(高嶺さん好きだったのにいなくなっちゃうのかよぅ;;)
あと、スミレちゃんの方向性はそちらに向かうのでしょうか…?それはそれで楽しみだなぁ(笑)
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