咲也

Author:咲也
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No,916 名探偵コナン ゼロの執行人

名探偵コナン ゼロの執行人 (小学館ジュニア文庫)




名探偵コナン 安室透/バーボン/降谷零シークレットアーカイブスPLUS: 劇場版『ゼロの執行人』ガイド (少年サンデーグラフィック)




なんだか目に入るゾーンで「名探偵コナン」の劇場版が盛り上がっているのを見聞きしているうちに自分も見てみたくなり映画館に行ってまいりましたよ。
「名探偵コナン ゼロの執行人」の感想行きます。


東京サミットの開催予定地として建設中の総合リゾート「エッジ・オブ・オーシャン」を紹介するテレビ番組。それを見ていたコナンの目の前で爆発が発生! しかも、そこには煙にまぎれて安室透とおぼしき姿がうつっていた!?
驚愕するコナンに追い打ちをかけるように、爆発事件の犯人として小五郎が逮捕されてしまう。
それに関連して安室の動きに違和感を感じたコナンは、安室本人に詰め寄るが・・・・・・。小五郎の無実を晴らすため、事件を調べはじめたコナンは、これが恐るべきテロの序章にすぎなかったことに気づくのだが・・・・・・。


名探偵コナンはTVアニメが始まった頃に観ていて基本設定は入っていたのですが、離れてからだいぶたつので大丈夫かな?と思っていましたが、ギュギュっと詰め込まれた内容がテンポよく→ラストパートは暴走して進んでゆくので楽しく見られました。

警視庁と警察庁の公安とか、人間関係の整理はちょっと必要です。
これ、子供はわかるのかな?と思うくらいには大人も「ついてこい、うりゃ!」的な情報量。
(でも意外とこどものほうが脳みそ柔らかいから情報キャッチ力は上だったり…?)

なんでもTVドラマ「相棒」の脚本家さんが書いたらしいですよ(なるほど!)

いろんなものがぶっ壊れて大変なので、実写は難しそう。アニメの表現っていいね!と思いました。
あとコナン君の体幹の強さはハンパない!
トリプルフェイスと言われる女性ファンに人気の安室さんは以前の劇場版にも出ているようなので、遡って見てみたいと思います。

女性ファンが映画をリピートして安室さんを100億の男にしたい!という動きもあるようです。
(興行収入100億円を目指す、の意)
海外では世界的にNo1の「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」が日本だけは「名探偵コナン」に敗れているのはなぜだ?との声もあるようで、うん、いっそ100億行ってしまうがいいよ!がんばれコナン君!(安室さんなのか?)と思いました(笑)
私も色々見落とし部分ありそうなので、もう1回くらいは見てもいいかなぁ…。

男性がふつうに見ても楽しめる内容です。
お近くの映画館でかかっていたら気分転換にでもおススメです。


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No,915 水底フェスタ

水底フェスタ




いきなり寒いですね!
GWに整理した冬もののパーカーをひっぱりだしてはおっております。
電車内では風邪っぽいかたも見かけます。
寒暖の差が激しいですが暖かくして体調には気をつけてまいりましょう。

さて、辻村深月さんの小説「水底フェスタ」を読みました。


自然を切り崩し、ロックフェスを誘致する以外に取柄もない山村。田舎特有の、窒息しそうな閉塞感に苛立つ高校生の広海は、突然村に戻ってきた地元出身の有名モデル・由貴美と出会い、囚われてゆく。ある晩彼女から「村への復讐に協力してほしい」と持ちかけられ、広海は求めに応じるが、実は由貴美には“真の目的”があった。そしてフェスの夜、取り返しのつかない事件が二人を襲う──。


忙しくしていたので、ちょっとずつ読み進めていたのです。
高校生の広海(男子です)目線で。

音楽フェスの開催される村、穏やかな父にちょっと過保護気味の母、自分に思いを寄せる幼馴染、その子を好きな友達、東京から転入してきた素行に問題があるけどウマの合う同級生。
ちょっとだるくて平和な日常の中に村を出て芸能人になっていた由貴美がやってきていい感じの雰囲気になる。

うんうん、青春してるじゃん広海くん。

…と中盤までのほほんとした気分で読んでいたら、一転雲行きがあやしくなり、どんどんオセロのコマがひっくり返るように、それぞれの真実があぶりだされ、自分の見てきたものはなんだったんだ?どう動けばいいんだ!?と無力な気分を広海と一緒に満喫(?)してラストまで駆け抜けました。

閉塞感のある村的ミステリーも多々読んできましたが、久々にやるせない気持ちになりましたよ。
男子高校生気分で読んでいたので、大人ひでぇ~!女こえ~!ってな気分も味わえました(笑)

気持ちは上がるものではないけれど、物語としてはおもしろかったです。



No,914 レディ・プレイヤー1

ゲームウォーズ(上) (SB文庫)




5月もゴールデンウイークが終わりましたね。
毎年行っているクラシックのイベントやフリーマーケットに出店していつになく大勢の人の中で揉まれたけれど、晴天にも恵まれてラッキーでした。

さて、今回は映画のお話。
スティーブン・スピルバーグ監督の「レディ・プレイヤー1」を見ました。
画像を借りられないかと探したら、こちら原作があったのですね(アーネスト・クライン「ゲーム・ウォーズ」)


西暦2041年。革新的なネットワーク<オアシス>が張りめぐらされた世界は、深刻なエネルギー危機に陥っていた。
多くの人々はそうした現実から逃避するように、<オアシス>と呼ばれるコンピュータの仮想世界にのめりこんでいた。
ある日、<オアシス>のコンピュータ画面に、突然「ジェームズ・ハリデー死去」のニューステロップが現れた。
ジェームズ・ハリデーとは、<オアシス>を開発し、運営する世界的億万長者。ゲーム界のカリスマ的存在だ。
テロップに続いて、ハリデーの遺書ともいえるビデオメッセージが現れ、<オアシス>内に隠したイースターエッグを一番先に見つけたものに、遺産のすべてをゆずることが宣言された――。


仕事場の近くに3D4DXの映画館があるのでそれで見ました。

3D4DXは初めてだったのですが、シーンごとに効果的に座席が動いたり足元に振動が伝わったり風が吹いたり水しぶき(少なめ)が飛んだり臨場感が満載だし、3Dメガネをかけるので視覚からも迫力が伝わってきて、この造り込まれた映画を見るのにはぴったりのシステムだなぁ!と思いました。
(遊園地に行った気分にもなれておもしろい体験でしたよ!)

私はゲームはあまりやらないのですが、アニメや映画はザックリとは見てきたほうだとは思うので映画内に散りばめられているオマージュにうふふと思ったり、バーチャルゲームをしてる人たちがリアル世界で動いているのがポケモンGOをやってる人たちみたいだなぁ、と思ったり、ストーリーもテンポよく進むし、スカッ!として終わるのでとても楽しい時間を過ごせました。

ゲーマーの人だとさらに色々と発見があるんだろうなぁ!
音楽も大人には懐かしいものがありますよ。

オタク気味なかたには激しくおすすめ。
料金上乗せになりますが酔わないかたなら3Dだけでも追加してみると視覚的におもしろいんじゃないかと思われます。


No,913 ゴールデンカムイ 1~13

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)




以前からマンガ読みな人やAmazonのおすすめコーナーにプッシュされ目に入っていたし、マンガ1話めの試し読みも読んでおもしろそうだなぁと思ってはいたものの手をこまねいていた野田サトルさんの「ゴールデンカムイ」、アニメ化もしたので1話をまず見てみました。

数日後に本屋さんで既刊13巻まで大人買いしちゃったよ~ん!

私わっくわく、本屋さんのお姉さんも親切でした(笑)
大人ってすばらしい!

で、「ゴールデンカムイ」の感想行きます。


『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!


結構ハードな話で情報量も多いです。

休日だったら眠らずに一気読みを…と思ったのですが、脳の情報整理のためか数冊読むと異様に眠くなるし(読書も体力いりますよね)一気に読むのももったいないかな、と楽しみに少しずつ読んでおります。

既刊がすべて手元にある安心感。いつでも読めるってすてき。
じわじわと読む楽しさを味わってます。

昔、小説家の田口ランディさんのイベントでアイヌのシャーマン、アシリ・レラさんに握手してもらったり、風水の方位取り旅行にハマっていたときに北海道ツアーでアイヌのカムイコタンに行ったり網走刑務所の前をバスで通ったり、五稜郭行ったり幕府軍や新政府軍の墓参りをなぜかしたり、NHKのドラマでやってた「坂の上の雲」シリーズの日露戦争・旅順攻略戦のところが重くて録画見るのつらいな~進まないな~で止まっていたり…(このマンガ読んでちょっとまた見る気おきました)

意外と過去に下地がそこそこあったのでそれを芋づる式に思い出しつつ、興味深く読みすすめております。

主人公の杉本、鬼強いのですが筋の通った所もあり、縁あって旅をともにするアイヌの少女アシリパを「アシリパさん」と丁寧に呼んでいるところも好感が持てます。
(どんどん増えてく登場人物の中ではかなりマトモな人だ)

アシリパさんも(つられて「さん」付け呼び)ひぐまを筆頭に狩りがうまく魅力的に描かれているし、彼女を通して語られるアイヌ文化や狩りで食べるものの美味しそうな描写など見どころも満載です。

莫大な黄金をかけた男たちの戦いでもあるので、戦闘シーンは痛そうだしある意味猟奇的な所もあるのですが、動物を狩って毛皮や肉や内臓を余すところなく神に感謝していただくアイヌの人々を見ていると、和人の動物的なところもまた自然のサイクルのうちなのか…?また、あの時代の列強の国々に肩を並べようとしていた日本人の荒々しい部分の表現なのだろうなぁ、となんとなく慣れとか納得できるような気持ちになってくるのでした。

北海道の雄大さや物語のスケール感が救いになっているところもあるかなぁ…。

笑えるエピソードも盛り込まれているところも魅力の1つですね。

アニメからがとっつきやすいと思いますが、マンガ本編読んでるとアニメ化して大丈夫なの?というエピソードもあり薄まってしまう恐れもなきにしもあらずなので、ご興味あるかたは原作本編をおすすめいたします。
人気の理由がよくわかりました。
そしてまた北海道旅行したくなりました!

アニメ公式HPゴールデンカムイ

ゴールデンカムイ コミック 1-13巻セット




No,912 太陽の坐る場所

太陽の坐る場所 (文春文庫)




ハマって読んだ長編マンガ群のご紹介を…と思っていたのに、うっかり手を出したら止まらなくて読み終わってしまった、辻村深月の小説「太陽の坐る場所」の感想を行きます!


今年もあの子はクラス会に来なかった――。高校卒業から十年。元同級生たちの話題は、人気女優となったキョウコのこと。クラス会に欠席を続ける彼女を呼び出そうと、それぞれの思惑を胸に画策する男女たちだが、一人また一人と連絡を絶ってゆく。キョウコがかたくなに来ないのはあの頃の出来事が原因なのか…...? 思い当たるのは、幼くも残酷だった日々の出来事。謎に迫るうちに、えぐりだされる過去の傷。教室内の悪意や痛み、十年後の葛藤、挫折そして希望を鮮やかに描く。


かつてのクラスメイトたち、それぞれの道を歩みながらも女優として活躍しているキョウコを遠くで見つめ、彼女を軸にしてそれぞれの思惑が交錯します。
4人の女性と1人の男性目線で、5つのブロックからその当時のクラスの人間関係と彼らの現在が語られていきます。

要となるのが響子と彼女の女友達なのですが、外縁からだんだんと中心部へ迫っていく構造になっているので、輝いてカリスマ性のある少女を見つめていたそれぞれのキャラクターの学生時代の想いもわかって興味深く読み進められました。

アマテラスの神話、天の岩戸、アメノウズメがベースにキョウコの女優の仕事や過去の出来事、女王のようにクラスに君臨していた響子、彼女たちの恋愛がらみのいざこざや友情などいろいろと仕掛けが張り巡らされているので、途中であれっ?と読んで進んでいくと見事にだまされていた自分に気づき、面白嬉しい気持ちになりましたよ!

最後には希望の感じられる終わり方で後味もよかったです。

これはどちらさまも機会があったら読んでみてほしいなぁ!

そういえばこの作品は映画化もされたのでした。
どんな感じになったのか、見てみたいなぁ。

太陽の坐る場所 [DVD]




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